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社会的養護を多くの方々に認知してもらい、正しく理解していただくためにまとめたコンテンツです。用語集や提言、日向ぼっこに寄せられた声の紹介を通じて、現状や課題を知るきっかけにしていただければと思います。

社会的養護について

社会的養護とは

社会的養護とは、社会が保護者に変わって子どもを養育する仕組みのことです。

親の放任・怠惰・虐待・行方不明・精神疾患・死別などのため、親と暮らすことが難しい子どもたちがいます。社会的養護のもとで生活する多くの子どもたちは児童養護施設や里親家庭で生活します。衣食住が保障され、学校へ行くことができ、やがて自立を迎えます。

平成25年3月現在、およそ4万7千人の子どもたちが社会的養護のもとで生活しています。(厚生労働省 社会的養護の現状についてより)

日向ぼっこが支援活動をする理由

社会的に養育するシステムがあるにも関わらず、日向ぼっこが社会的養護を受けた方をサポートしているのは理由があります。

社会的養護のもとで育った生活者の大半は、18歳になると同時に自立し、社会の中を一人で生きていかなければなりません。しかし中には、充分な養育や教育を受けないまま自立を迎え、その後の生活が困難になる者も少なくなく、サポートを必要としていると私たちは考えます。

そのため日向ぼっこでは、社会的養護のもとで育った生活者の声に耳を傾け、施設や里親家庭を巣立つ前後の支援活動に取り組んでいます。
(詳しくは日向ぼっこの活動をご覧ください。)

自立後に困難だったこと一例
未成年で保証人がいないため、家の賃貸契約を結ぶのが難しい
経済的に困難なときに頼れる人がいない
ふとした時に相談できる人が身近にいない

子どもの視点に立って考える、社会的養護の課題

いま社会的養護のもとで生活する子どもたちにとっても、困難なこと、改善を必要としている課題があります。中には本人だけの力では解決することが難しく、長年改善されないまま山積みとなっているものもあります。
(詳しくは「日向ぼっこがまとめた社会的養護の段階別課題」をご覧ください。)

しかし、2010年の「タイガーマスク現象」で人々の関心が多く寄せられたことも追い風となり、国は「社会的養護の課題と将来像」を提示し、改善に動き出しました。

日本の将来を支える子どもたちが、充分に養育・教育を受け、希望をもって未来に羽ばたけるようになるために。
皆様も、社会的養護の改善・充実に向け、ご協力ください。どうぞ宜しくお願いいたします。

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日向ぼっこがまとめた社会的養護の段階別課題

ここに挙げた課題は、社会的養護のもとで暮らす、全ての子ども達にあてはまるものではありません。私たちは、社会的養護のもと養育と教育を受けられたことに感謝していることをご承知ください。
改善…日向ぼっこでも改善に取り組んでいる課題です。

児童養護施設や里親家庭に入る前
妊婦さんや育児中の親同士のコミュニティを通じて支え、相談し合える関係・環境作り 改善
妊婦さんや育児でお悩み方が気軽に相談できる窓口や場所の情報提供 改善
理不尽な養育をされたと感じた子ども達が気軽に相談できる窓口や場所の情報提供 改善
児童養護施設や里親家庭にいる時
自身の生立ちをきちんと受け止め、生まれてきて良かったと感じることができる環境作り 改善
生活の中で子どもと職員または里親が信頼し合える関係構築 改善
沢山の挑戦と失敗と成功が経験できる環境作り 改善
児童養護施設や里親家庭から自立する直前
進学や就職、夢を目指す上で必要な情報と場の提供 改善
単身、寮、実家での生活等、施設や里親家庭と違う環境で生活するための事前準備
(経済的な事、環境的な事、親との関わり等を知識的にも精神的にも準備しておく事) 改善
施設や里親家庭以外にも相談できる窓口や場所の情報提供 改善
児童養護施設や里親家庭から自立した後
新しい生活への順応と継続的な安定 改善
過去の生立ちや家族にとらわれない、新たな人生を謳歌するための支援 改善
自身の目標や課題を設定し、考え、調べ、相談し、決断、実行するための支援 改善
その他制度上の課題
施設や里親家庭の大幅な格差をなくすことと子どもの自立に最善な養育ができる人材育成 改善
施設や里親家庭が担うアフターケア
虐待してしまった親のメンタルケア、および虐待を受けた子との関係回復
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