5月の勉強会のご報告
5月22日(金)19時~21時に日向ぼっこ勉強会を開催しました。
テーマは「社会の中での障害のあり方」でした。今回は、障がい者雇用の支援に携わる(当団体の)スタッフから、現場のリアルなご経験や課題意識を踏まえて話題提供をさせていただきました。前半の30分は、話題提供者からテーマについてお話をしていただき、後半の1時間半は、参加者全員でじっくりと意見交換を行いました。
まず前半の話題提供では、私たちの身近にある障害の現状や、それを取り巻く社会の動きについてデータを交えてご紹介しました。現在、障がい者の割合は「11人に1人」と言われており、決して他人事ではない身近な存在です 。特に発達障害(ASD、LD、ADHD)の児童生徒数は年々増加傾向にあります 。
また、障がい者雇用をめぐる法制度や企業の動向についてもお話させていただきました。国は障害者の活躍の場を創出することに力を入れており、民間企業の法定雇用率は2024年4月に2.5%、さらに2026年7月には2.7%へと段階的に引き上げられています 。しかし、雇用が進む一方で現場でのトラブルや課題も少なくありません 。雇用したものの直接の業務指示を出さずに在宅勤務で「放置状態」にしてしまう例や、トラブルを恐れて単調な作業しか与えないケース、現場の負担感から人間関係が上手くいかなくなるケースなどが報告されています 。
後半の意見交換では、この話題提起を受けて、参加者の皆さんから多角的な視点で活発な意見や問いが投げかけられていました。
皆さんからいただいたご意見等
- もし自分が明日から中途障害を負ったら、生活や仕事の何が変わり、どうやって生きていくだろうか 。
- テノクロジーの進歩は、これからの障がい者雇用のあり方や障害そのものの定義をどのように変えていくのだろうか 。
- 「障害×貧困」のように、単純に障害という枠組みだけでは語れない、複合的な社会問題との関連性についてもっと深く目を向ける必要がある 。
- 健常者が作った既存の労働システムの中に障害者を何とか当てはめて頑張らせるのではなく、個人の能力や生産性だけでは測れない「新しい労働の形」があるのではないか。
- 子どもの頃に学校や地域で障害について触れたり、共に過ごしたりする機会自体が、今の社会は少なすぎるのではないか。
- 「良かれと思って」仕事を簡単で単調なものに限定することが、結果的に本人の成長機会やステップアップの可能性を奪うことになっていないか、周囲は見極める必要がある 。
6月の勉強会は6月14日(日)13時~15時に行います。
テーマは【「生きづらさの手放し方」から考える、子どもと大人の伴走論】です。
勉強会への参加をご希望の方は、下記のどちらかの方法にてご連絡ください。
■お問い合わせフォーム: https://hinatabokko2006.com/contact2/
■Mail: info@hinatabokko2006.com
初めて日向ぼっこをご利用される方は、事前面談が必要です。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。


