NHK名古屋村上さんからの取材
7月12日(日)にNHK名古屋さんより「子どもの声をどう聞いていくのか、どういう声を、どの段階で聞き、援助方針に反映していくべきなのか」ということについて、取材を受けました。
まず「子どもの声をどう聞いていくのか、どういう声を、どの段階で聞くのか」というご質問については、日向ぼっこでは、改まって「あなたの声を聞かせてください」というのではなく、サロンを通して来館者の方と普段の何気ない日常会話や、その日の表情や雰囲気等のささいな様子から、彼らの変化に気づき、彼らが何か悩みや相談事があるのかを汲み取っていきたいと思っています。
また、「援助方針に子どもの声を反映していくべきか」というご質問に対しては、子どもの声を反映させるべきかどうかということより、彼らの意見を尊重し、問題を一緒に考え、ご本人の意思のもと、一緒に必要なことをさせていただくということにしています。
更に「どういった相談が多いのか」というご質問については、特に多いのは経済問題や対人関係等であることをお伝えし、そういった困難に対しても、丁寧にできるだけ時間をかけて、ご本人と一緒に考えるなかで、ご本人が解決の糸口を見つけられるようにできればと思っています。
一人一人の個性に合わせた関わりの中で、子ども達は信頼している大人が周りにいることを実感できれば変化していくのではないかと思っておりますので、様々な方々に日向ぼっこの活動に参加していただき、子ども達が信頼できる大人との出会い、つながりを持てるような場を提供できる活動をこれからも目指していきたいと思います。
私たちの活動に興味を持っていただき、ありがとうございました。