NPO法人 日向ぼっこ

勉強会

2月の勉強会を実施しました!

 2月の勉強会もZoomで実施しました。今月のテーマは「断捨離を通しての生き方」で、弁護士の方や施設職員の方、一般企業にお勤めの方など3名の方がご参加くださいました。

 「断捨離」という言葉は皆様もよく耳にするのでご存じとは思いましたが、最初にその意味や定義について話し、その後参加してくださった皆様のご意見を交換しました。

 まず、「断捨離」のそれぞれの文字には、ヨーガの行法(ぎょうほう)である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)に対応し、断:入ってくる不要な物を断つ、捨:家にずっとある不要な物を捨てる、離:物への執着から離れる、という意味があることを確認しました。

 その後皆様から出た意見では、意思決定との関連から、意思決定を人が1日に145000回もしているとのことで驚きました。また、西洋があるものにどんどん加えていく文化であるのに対し、日本は茶道のわびさびなどにみられるように無駄なものをそぎ落とし削ってシンプルであることを良しとする文化ではないかといった文化差についても考えました。さらに物質的な「もの」の断捨離だけでなく、精神的な「もの」の断捨離についても語り合いました。そして、この精神的なものに対する断捨離が物質的な断捨離よりも実は重要であるが、SNS等が発達した現代では難しいのではという意見がでました。特に若者の間での関係を切ることでもある断捨離の大変さもにも言及されました。

 次回3月の勉強会は3月21日(日)で、「多様性を認めるということ」がテーマとなっています。次回もまたさまざまな方と意見交換ができるのを楽しみにしてます。

日向ぼっこロゴ